イタリアのドルチェ

ドルチェ自体は遊牧民の牧畜や農業の発達と平行して発達してきたといわれています。植物を耕作する方法はだいだい受け継がれていきました。穀物を挽いて粉ができ、そして粉と水を合わせて石で焼くようになったのがドルチェの起源とされています。発酵させるという技術はまだなかったので生地は硬いものだったようですが、現在でも粉と水を合わせて生地を作るという方法は変わっていません。そしてイタリアではむかし、小麦粉とチーズと油、そしてハチミツを茹でてケーキを作ったという記述が残っています。ローマ人はギリシャ人によってドルチェの作り方を学んだという記述もあるそうです。古代ローマ時代に、元老院は最初のパン屋さんを作るための法令を発布しました。古代ローマの政治家であるマルコ・ポンチョは薄い生地にチーズとハチミツを詰めたドルチェを記録しているようです。現在のミルフィーユです。この頃、油で生地を揚げて膨らませるという技術も発見されていました。これが一番最初のドーナッツかもしれません。これらから、イタリアでは古代ローマ時代からドルチェが存在したということになります。そしてこの頃から小麦粉や甘味料を使っていたことから、長い歴史をへて調理方法や材料は変わってきても、ドルチェの基礎はこの頃から確立されていたのです。

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