イタリア人とトマト

イタリア人にとってトマトは生活においてなくてはならない食材です。なんと一年間の国民ひとり当たりの平均所要量は約50キログラムだそうです。イタリア人にとってはトマトを目にしない日はないのでしょう。確かにイタリア料理にはトマトがたくさん使われています。そもそもイタリアでは、日本のようにトマトを2個パックで198円などという売り方はしていません。スーパーはもちろん、個人のお店でもドサドサと山積みにされて売られています。しかも1個何円とかではなく、キロ単位で売られているところがほとんどのようです。キロで売られているからといって、イタリア人は無造作に購入したりはしません。ひとつひとつ丁寧に、手で触って選んでいきます。それだけイタリア人にとってトマトは大切な存在なのです。

トマトの種類

イタリア料理に欠かすことのできないトマトですが、トマトにはいくつか種類があります。マルマンデは真っ赤に輝く典型的な生食用のトマトです。サラダ用としてそのまま食べるか、オイルやバジリコと一緒に食べると美味しいです。適当な大きさにカットしてほかの野菜とミックスして食べるのもオススメです。続いてサン・マルツァーノです。皮剥ぎボイルド用のトマトとして有名です。ナポリ産がいいとされています。西洋梨に似た形なので、小さな梨とも呼ばれているそうです。ソース作りのほか、色々な料理に使われています。クオーレ・ディ・ブエは牛の心臓という意味をもつ大きめの生食用トマトです。1個200gくらいあるのが普通です。ほとんど種がなく、果肉が分厚いのが特徴です。プリンチーペ・ボルゲーゼは丸くて小さく、房のように実るトマトです。果肉が厚く、水分や種が少なく、皮が固いのが特徴です。色も味もはっきりとしたトマトらしさを持っています。作る料理によって、どんなトマトを使おうかよく考えてトマトを選びましょう。

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